災害、入院、ペットホテルに預けるなど閉じ込めなければならない状況があるかと思います
ケージにはしっかり慣らしましょう
(ケージに慣れないと体調不良を起こしやすい子になる場合があります)
お迎えしてから仔犬の安心できる部屋として覚えてもらう為に、必ずケージに入れて休ませましょう
環境の変化で不安になり虐待されているかのように鳴いてしまう場合がありますが、ケージから出すのはやめましょう。鳴けばケージから出してもらえると覚えます(夜鳴きも同様です)
体温は38度前後あります。仔犬は体温調節が十分にできないので暑い時期にはエアコン、寒い時期にはペットヒーターを使うと良いでしょう
(エアコンがない場合は扇風機や窓を開け風通しを良くし、直接風が当たらないように注意しましょう)
ケージは人間がバタバタ通る場所は避け、人間の目が届き直射日光が当たらず、風通しの良い場所を選びましょう
夏季、冬季とも留守をする時は留守中の室温を考えて出掛けましょう
仔犬は1日14〜17時間眠ります。無理に起こして遊ぶことは避けましょう
環境の変化に戸惑い疲れやストレスで体調を崩してしまう場合があります。お迎えしてから3日間はゆっくり休ませ、フードをしっかり食べさせましょう
毎日、便はチェックをしましょう。環境の変化によるストレスで腸内バランスが崩れ下痢や嘔吐、便に血が混じることもあります。食欲あれば心配もそれほどありませんが、食欲不振が続くようでしたら獣医師のアドバイスを受けましょう
(通常の便は形がありペットシーツに付着しません)
フードの食べさせ過ぎに注意しましょう。食べさせ過ぎの便は形ある柔らかいネットリした便になります
仔犬をお迎え後は、初めは5分間〜を目安にケージから出し、環境に慣れる7日目頃から時間を決め(30分程度)ケージから出して遊ばせてみましょう
遊び過ぎには注意しましょう。仔犬は限度を知りません。遊び過ぎると体力が落ち、食欲がなくなり、低血糖や脱水症状がおき死に至る場合があります。お子様のいるご家庭は注意しましょう
好奇心旺盛な犬種です。床や手の届く場所には物を置かず誤飲しないように気をつけましょう。電気コードは感電死する場合がありますので特に注意しましょう
ネギ類、チョコレート、葡萄(レーズン含む)、観葉植物は中毒症状を起こし死に至る場合があるので注意しましょう
事故から防ぐ為に、留守をする場合はケージに入れてから出掛けましょう
お水は24時間、好きな時に飲めるようにケージにセットし、毎日取り替えるようにしましょう
(水道水で大丈夫ですが、気になる場合は硬水ではない物を与えて下さい。硬水は尿管結石の原因になる場合があります)
フードの食べさせ方
環境の変化により食欲が落ちる場合があります。食べなれないフードだと食を細くしたり、下痢をする原因になる場合があります。今まで食べていたフードを食べさせましょう
フードの切り替えは、今まで食べていたフード4に対し、切り替えしたいフード1から始めて、ゆっくり新しいフードに切り替えしましょう
人間の食べ物は絶対に与えないでください
仔犬の時期はフードの形のない、ふかしフードを食べさせます
フードの温度は常温であげましょう
(熱いと火傷の原因になり、冷たいと下痢の原因になります)
仔犬の食事の回数は1日2回〜4回、1日の食事を作り置きして与えるのはやめましょう
生後90日目頃から湯通しをし形ある少し芯があるくらいのフードにし、歯の生える生後120日目頃からドライフードを食べられるようにしましょう
ふやかしフードを与えている時は、お水を飲まなくても水分が摂取できています。ドライフードに切り替えした時は、水分をフードから摂取しないのでお水を飲む回数と量が増えます。新鮮な水を与えましょう
体内時計が出来上がり、食事の時間になると吠える場合があるので食事の時間は決める必要はありません。人間の生活リズムに合わせるようにしましょう。但し仔犬をお迎えした時は8時間以内に与えるようにしましょう
食べ残しは放置せず30分たっても残していたら、食器を片付け捨てるようにしましょう
ペット用のオヤツや人間の食べ物を与えたり、フードメーカーをコロコロ変えるのは食を細くする原因になる場合があるのでやめましょう
牛乳は消化できない成分が入っており、下痢の原因になるので与えないでください
仔犬の頃は未発達で気管や骨など細く繊細です。病気や怪我など弱い部分もありますので注意してください
犬に触れる時は、ただ触るのではなく体温をチェックを心がけ習慣になるよう努力お願いします(体調不良の早期発見の為)
(便の状態も同様に毎回チェックお願いします)
その他
全ての仔犬に当てはまるものではなく、個体差があります。
基本的にこのような飼い方であることを覚えて頂き、仔犬を迎えて頂けますようお願い致します。
1匹1匹性格も成長も違う為、当犬舎ではお迎え頂く子の飼い方を文書にてお渡ししております。